2024.02.20常識は時代とともに変わる!
脚本家「クドカン」
宮藤官九郎(くどうかんくろう)さんの脚本は、
感性高くて、切口が斬新ですね。
2024年2月2日から始まった
TBSドラマ「不適切にもほどがある」
阿部サダヲ氏主演 金曜 22:00
私生嶋の周りのコーチや人事関係者は
見ている人すごく多いです。
昭和の中学教師(おやじ)が
令和にタイムスリップするお話。
随所で思わず、爆笑します。
このドラマは、38年前の昭和と
現在の令和を並行して描き、
ふたつの時代と世代間の価値観を
対比して、問題提起しています。
メッセージ性の強いコメディです。
第4話は、昭和の名曲に
「コンプラ違反」続出を検証する
カラオケの場面にウケました!
昭和の懐メロを企画した番組が
コンプラ的にアウトな歌詞ばかりと
番組プロデューサーから相談を受けて、
カラオケで検証するという場面。
さて、カラオケ検証です。
カサブランカ・ダンディ
沢田研二/ジュリー
ききわけのない女の頬を~
一つ二つはりたおして~
「はいダメー!
パワハラっていうかDVじゃん」
ジュリーは昭和のスーパースターでした。
おニャン子クラブの代表曲
「セーラー服を脱がさないで」
(作詞・秋元康氏)を皆で大合唱した後に、
主人公 小川さん(中学教師)が
「いや~けしからん!
さすが秋元、どうかしてるぜ!」
秋元康さんは、時代を読み
令和でもヒットメーカーです。
おニャン子クラブは、
新しいアイドルグループのしくみでした。
コンプラ、ガチガチの令和は
NGだけど、
昭和の何でもありも
今、振り返ると笑えます。
昭和を生きている時は
それが常識・スタンダードでした。
コンプラ違反とは気づかず。
温故知新でいけるといいなと
感じています。
そして、コーチングは
今から27年前、1997年(平成9年)に
日本に入ってきました。
27年前は、「引き出す」が
新しかったです。
そして、今は?
1997年のコーチングの定義は
「相手の可能性を引き出す」
「引き出す」が新しく感じました。
それまでは、昭和の価値観の
「教える/やらせる」「上下関係」「一方向」
教育の中心でしたから、
平成9年(1997年)に入ってきた
コーチングの
「引き出す」「対等な関係」「双方向」
は、とても斬新に感じたものでした。
コーチングは成人式を迎え、
令和に入ると
よくよく考えたら
「引き出す」という考え方は
「引き出させれる人がいる」
ということになります。
27年前にどうして気づかなかったのか
今となると不思議です。
(昭和意識だったんでしょうね。)
対等なパートナー関係ではありませんよね!?
「引き出す人」と「引き出せれる人」
は対立構造です。
時代の変化とともに
「パートナー関係」の要素が
より増したように感じています。
そして、今の時代の常識や価値観も
時代とともに変化することでしょう。
コーチングに限らず、
社内や仲間内では
常識だけど、新人や社外の人から見ると
不適切ということもありますよね。
自分たちの常識/当たり前は
常識/当たり前とは限らない。
私さっちー@生嶋も含めて、昭和世代は、
自分の不合理な信念(メガネ・バイアス)に
気づき、チューニングして、
過去ではなく、現在を生きていきたいです。
時代の変化に対応して
新しい未来を共創していきましょう!