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2022.04.20脳科学は心と体の統合

脳科学は、心と体の統合によって
私たちの幸福度が向上することを示しています。

人は年を重ねるほど、頑固になっていく。
もしかしたら、自分自身や他者に
そんなことを感じた経験がありかもしれません。

「人は生もの」
「放っておくと腐る」

「古くなると固くなる」
「固くなってそのままでは食べられないなら
料理(コラボ/アレンジ)したらよい」

これは、人材活性プロデューサー
(元吉本興業プロデューサー)の
大谷 由里子氏の言葉です。

この言葉に出会ったのは、
もう20年位前でしょうか。

衝撃を受けた言葉です。

4月は新入社員や異動など
新しい人が入って、組織の新鮮度、
循環が増していく時期です。

そして、一方で、
「今年の新人は・・・」という
批判的な意見を耳にする時期でもあります。

非常に興味深い記事を読みました。

立教大学 経営学部 教授(人材開発・組織開発)
中原 淳氏のNAKAHALA-LABのブログ
(一部引用)

『あなたの会社では、新卒採用で
「やる気がない学生」を「積極採用」してますか?』

 

この問いにハッとしませんか!?

この限定質問は、
めちゃめちゃイケてますねー。

中原氏は、
この手の問題は、たいてい「入社後」に
要因があることが多いのです
(採用時の問題がゼロとは言えない)。

うちの社員、やる気ゼロ問題
うちの従業員、自分で動く気ゼロ問題。

つまり、ここから導き出される結論は、

「やる気がない」状態は、
入社後に「学習された結果」である。

とブログに書いてあります。

中原氏のブログの全文はこちら

もうおわかりですね。

現在のやる気がない結果(状態)は
学習(体験の積み重ね)した結果なのです。

年を重ねるほどに
頑固になっていくのも、
学習(体験の積み重ね)の結果ですね。

思考(心)と身体の使い方の積み重ねです。

信念(マイルール)が強化されるのも
体験の積み重ねです。

自分のクセ、パターンは
私たちのウェルビーイング*(well-being)に
直結します。

*ウェルビーイングとは、
ひとが身体的・精神的・社会的に
“良好な状態”であることを指す概念。
「持続的幸福度」です。

自分の学習を変える簡単な方法が
ICF(国際コーチング連盟)
コーチングワールドの記事にありますので
ご紹介します。

このパターンを断ち切るには、
自分自身と自分の思考との間に
スペース(隙間)を作る必要があります。

『困難な時に、あなたのウェルビーイングを
マインドフルネスで向上させる方法』

著者:ケイト・グリーンスレード、ACC
翻訳:牧野内 正雪