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2020.01.202020年をどんな1年にしていきたいですか?

年始の定番の問いから始めましょう。

「2020年をどんな1年にしていきたいですか?」

干支は、始まりの子年。

「干支・十二支(じゅうにし/12年)は
どんな風に生きたいですか?」

ご存知の通り、
国連の世界幸福度報告書によれば、
日本の幸福度は低く
また、「人生の選択の自由」が低い傾向があります。

世界的なデータでは、
日本は残念な結果です。

そして、これから伸び代満載とも言えるでしょう。

1970 年代以降、幸福度研究では、
「主観的幸福感が所得水準と必ずしも相関しない」
ことが重要なテーマの 1 つになってきています。

独立行政法人経済産業研究所におけるプロジェクト
「日本経済の成長と生産性向上のための基礎 的研究」
(代表:西村 和雄氏ファカルティフェロー)

「 幸福感と自己決定―日本における実証研究」
2 万人の日本人の調査では、

(*所得、学歴、健康、人間関係、自己決定を
説明変数とする分析を行う)

その結果、年齢との関係では、
幸福感かが中年期で落ち込む「U 字 型曲線」を描き、

所得との関係では、所得の増加ほどには
主観的幸福感は増加しないことが わかっています。

また、幸福感を決定する、健康、人間関係に
次ぐ要因としては、所得、学歴よりも
自己決定が強い影響を与えている。

自分で人生の選択をすることが、
選んだ行動の動機付 けと満足度を高める、
それが幸福感を高めることにつながるのであろう。

としています。(引用終わり)

幸福度は中年期(50-53)で一番底になります!

さて、どうするか?

「パーソナルコーチングの父」と言われる
故トマス・J・レナード(トーマス・レナード)氏の著者
「selfish  セルフィッシュ」 祥伝社

THE PORTABLE COACH
真の「自分本位」を知れば、
人生のあらゆる成功が手に入る

を最近、読みました。

彼は1982年頃から世界で初めて
パーソナル・コーチングの取り組みを始めました。

1992年にコーチ大学(Cpoach U)を設立。
国際コーチ連盟(現、国際コーチング連盟:ICF)
設立の中心的人物です。

国際コーチ連盟(ICF:本部アメリカ)は、
ICFは、来年設立25周年を迎え
2020年1月より名称変更。

International Coach Federation
国際コーチ連盟

International Coaching Federation
国際コーチング連盟

22年前に書かれた世界的超ロングセラー
「28の魅力の法則」の
初の完全日本語訳が2019年11月に出版されました。

さち@生嶋は、
20年前に既に学び、
現在も実践してる内容ですが、
原則を改めて今、読むと深いなあと感じます。

既に実践していることや
知っていることも
人の成長段階で、
受け取る部分が変わることや
受け取る深さが変わりますね。

幸福学研究の第一人者 前野 隆司教授による
「令和に伝えたい幸福学」のセミナーでは

「幸福度向上法の有効性と関係性マップ」
(Eugenia Gorlin, 2017)には、
コーチングの記載がありました!

コーチングを受けることは幸福度が向上する。

コーチング+自己観察+謝り訂正
(コーチングにより自己観察して、気づきを得る)

コーチング+希望の視覚化
(コーチングによる希望・望む未来のビジュアル化)

価値明確化コーチングなどの
コーチングが幸福度向上に効果があると
データが示されました。

そして、コーチングをする人(コーチ)も幸福度が
向上することが推測されるとのこと。

他に、幸福度向上には、感謝を伝える、
自己愛、楽観、ポジティプ志向、
強みの明確化なども有効性が高いです。

幸せはUカーブ、50-53歳が底、
歳を重ねるほど、幸せ度があがる!

人生100年時代
40-50代は幸せUカーブの底を
悲観するのではなく
これから良くなる伸び代に
目を向けていきたいですね。

セルフッシュは、

自己中心(ジコチュウ)ではなく、
自分本位/自己本位。

成熟した大人の要件だと感じています。

健康を意識するのと同じように、
幸せになることを意識して
いきましょう。

「2020年はどんな一年にしていきたいですか?」

「干支・十二支(じゅうにし/12年)は
どんな風に生きたいですか?

全ては、今ココの選択と決断から。
1歩の積み重ね。

セルフィッシュ(自己本位)
強固な自己基盤(パーソナルファンデーション)があって
私(I)から私たち(We)へ。

私(I)は、愛(ai)からはじまる。
そして、We、私たちへ。