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2022.10.04チームコーチングへの道


近年「チームコーチング」への
関心が世界中で高まっています。

私どもでもチームコーチングの
お問合せをいただく機会が増えています。

「グループコーチングと
チームコーチングの違いは何でしょうか?」

まず、この違いを明らかにすることで
チームコーチングへの扉は開かれるでしょう。

グループコーチングとは
一言で言うと「個人コーチング」です。

チームコーチングの著者
ピーターホーキンズ氏は、

グループコーチングとは、
グループという状況内での
個人コーチングのことであり、

その状況において、
グループメンバーが一人ずつ交代で
「重要なクライアント」となり、
それ以外のメンバーたちは
「その人物のためのコーチングの
リソースの一部」となる。

と言っています。

(著者:ピーターホーキンズ
チームコーチング P102より引用)

 

一方、チームコーチングとは?

ICF* ではチームコーチングとは、

「チームが共通の目的と共有された
ゴールに到達するために、
共創的で内省的なプロセスを通して、

チームの能力と可能性を最大化させるように、
ダイナミクスと関係性の上で成り立つチーム
としてのパートナー関係を築くことです。」

と定義しています。

チームコーチングの文脈でのクライアントは、
複数の個人で構成される
「1 つの実体としてのチーム」です。

(*出典:ICFジャパン
ICFチームコーチング・コンピテンシーより)

 

グループコーチングは、
8人の参加であれば、8クライアントです。

チームコーチングは、
8人の参加であっても、1クライアント(1チーム)です。

チームコーチへの道のりで
大切な考え方があります。

弊社のWeメソッド(R)では
クライアントとコーチで、私たち。

チームコーチは2人以上で、
コーチのチームとして機能するよう
共創します。

個人クライアントとは違い
クライアントが1つのチームの場合は
より複雑なことが絡み合っています。

コーチがクライアント(チーム)を
何とかしようと思ったときは
「対立」構造に自ら陥っています。

チームコーチは、個人コーチングより
よりフラット、ニュートラル、対等な
立場位置でクライアントと
パートナー関係を築き続ける
自己管理が必要です。

ジレンマに気づいて、
本来の立ち位置に戻ってくる。

チームコーチングは、
複合的なコーチングスキルが必要です。

そして、スキル以上に
コーチングマインドの高い基準での
体現が必要でしょう。

そして、チームコーチングの
クライアント経験も必要です。

1対1コーチングを提供する
クライアント体験のないコーチは
存在しませんよね。

それと同じです。

チームの対立や混乱を超えた
クライアント経験を持っていることは
大きいリソースです。

チームには見える力と見えない力、
エンジェルと魔物がいるかもしれません。

どんな状況でも本気でクライアントを
信じることができる。

アドバンスコース(AC)では
チームコーチングのガチのリアル
クライアント経験もできます。

私たちで高い山をパーティ(チーム)で登ろう!

 

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