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2024.10.21脳の開発は運も味方にする

自分で運がいいと思っている人は
開放性と外向性のスコアが高いことが
実験からわかっています。

この実験結果は、
人材開発やチームビルディングに
活用できそうです。

実際、コーチングでは
開放性と外交性は高まります。

自己肯定感やチームの関係性が
良くなります。

そして、日本人にちょっと足りないものは?

脳科学者 中野 信子氏の
「脳のことをちょっと意識すると毎日が変わる」
という2017年の記事をご紹介します。

中野氏によると脳は体の一部。
脳のトレーニングは、
新しい細胞を回路に組み込むためには、
積極的に記憶する、意思決定をする
といった形で使ってあげることです。

中野さんは脳をコントロールしたり
トレーニングしたりすることで、
もっと豊かで充実した日々を送ることが
できるという考えを広めています。

さらに、中野さんは脳をトレーニング
することで強運さえも手にできると言います。

研究者は、まず性格傾向に着目しました。
ビッグ5といわれる特性5因子を使った
性格傾向の尺度があります。

開放性、外向性、誠実性、協調性、
神経症傾向の5つです。

自分で運がいいと思っている人は
開放性と外向性のスコアが高い
ことが実験からわかっています。

そして、脳の違い、遺伝的バックグラウンド
にも原因があると言います。

日本人の性格はかなり特徴的で、
ビッグ5の中でも際立っているのは
誠実性と協調性です。

例えば脳内のドーパミンという物質を
代謝する酵素の違いにより、
ドーパミンが長く脳内に残るか、
早く代謝されてしまうかの差が出ます。

後者が多い日本人には、
あまり自分で意思決定せず
人に合わせるタイプが多く、
その割合はなんと73%だそうです。

では、私たちが脳をバランスよく健全に
保ち育てていくためには、日々の生活で
どのようなことを心がけていけばいいのでしょうか。

「ちゃんと食べる。ちゃんと運動する。
ちゃんと起きる。適度なストレスも、
実は刺激になって脳を育てる場合もあります。

ちょっと背伸びをするくらいの負荷をかけて、
肉体と同じように脳も適切に
使っていけるといいですね

そして、日本人にちょっと足りない
開放性・外向性を上げていくには、

「たまには知らない街をお散歩してみましょう。
新しい人と交流してみましょう。
読んだことのない本を読んでみましょう。
新しい経験を怖がらずにちょっとやってみましょう。
とのことです。

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脳の開発は運も味方につけるのです。
自己肯定感や自己受容感が高まれば、
周りに発信しるエネルギーレベルが変わります。

あるオリンピック選手のコーチが言っていました。
接戦で勝つかどうかは、ベンチの雰囲気
一人一人の考えているが大きいと。
「負けるのではないか」と思う人がいると負ける。

だから、ベンチの監督以下メンバーは
「ただ、勝つと選手を信じること」

これが運をわけると。

そして、脳科学者ジル・ボルト・テイラーは
著書「奇跡の脳」やTEDトークで言っていいます。

「社会の精神的健康は、その社会を創り上げている
脳の精神的健康によって決まる」と。

私たち一人ひとりの脳の使い方、開発で決まります。

できることからやっていきましょう。
コーチングも有効です。

 

出所: 広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.41 2017年夏号
インタビュー記事 「脳のことをちょっと意識すると毎日が変わる」脳科学者 中野 信子