メルマガ バックナンバー MAIL MAGAZINE BACK NUMBERメルマガ バックナンバー MAIL MAGAZINE BACK NUMBER

2022.01.20今年は脳のメンテナンスをしよう!

コロナ禍の生活が2年以上経過し、
自覚してるかどうかに関わらず
ストレスや不安を溜めているかもしれません。

ストレスや不安は脳の健康には大敵だそうです。

今こそ、簡単にできる脳のお手入れ/メンテナンスを
試してみるのはいかがでしょうか?

『脳メンテナンス大全』日経BP (2022/1/6)

脳神経科学者(Ph.D.)
クリステン・ウィルミア氏の著書より
下記、一部引用します。

(*詳しい根拠などは本をご覧ください。)

【10分で脳を変える10の方法】

あなたが何歳であろうと、脳を改善することは可能だ。
今すぐ始められる方法を紹介しよう。

1.早歩きする
ほんの短い時間でも運動すると、脳の血流が増え、創造性が高まり、
新しいアイデアが生まれやすくなり、全体的な実行機能が向上する。

2.ダークチョコレートを食べる
ダークチョコレートはミネラルが豊富で、
フラボノイドと呼ばれる健康に良い植物成分が多く含まれている。
脳への血流と酸素供給を促進する。
注意してほしいのは、この効果はダークチョコレートに限られることだ。

3.背筋を伸ばして座る
胸を張り、首と背筋を伸ばして座ると、
脳への血流が一気に増える。
また、正しい姿勢で座ると、他者からの評価が上がり、自信が増す。

4.利き手でないほうの手で書く
このちょっとしたエクササイズは、脳をなじみのある安全地帯から
外へ引っ張り出すことでニューロン新生を促し、
既存のニューロンの接続を強化する。
携帯電話での文字入力やパソコンでのタイピングばかりしている人は、
文字を手で書くだけでも、脳にとって新鮮な刺激になる。

5.ブルーベリーを食べる
新たなニューロンを育てたいのであれば、ブルーベリーをたくさん食べよう。
ブルーベリーにはフラボノイドやポリフェノールなど、
体に良い成分が多く含まれる。これらの成分はニューロン新生を促進する。

6.語彙を増やす
語彙を増やすと、認知機能や知性が高まり、
海馬では新たなニューロンが続々と生まれる。

7. 毎朝、今日をより良く生きる方法を思い描く
このエクササイズを実践すると、心が落ち着き、ストレスが減るだけでなく、
気分が明るくなり、仕事、運動、生活全般において、能力を最大限発揮できる。

プロのスポーツ選手や企業の経営者も、この戦術を
重要なイベントの前に使ったり、毎朝の習慣にしたりしている。

8. 10分間の空白時間を持つ
テレビも電話もない部屋にこもる。
電話の着信音、ブザー、チャイム、ニュース、テレビ番組など、
気が散るもの、拘束されるもの、ストレス源になるものが
何もない部屋で、10分間、目を閉じたり開いたりして過ごそう。

このエクササイズは交感神経系を鎮めるので、
朝行えば、終日、精神と感情をコントロールしやすくなる。

9.香りでストレスを解消しよう
家やオフィスでエッセンシャルオイルを使うと、
ストレスを和らげ、交感神経系を落ち着かせ、脳波を変化させ、
ひいては認知機能と気分を向上させることができる。

例えば、ラベンダーはストレスを軽減し、ベルガモットは活力を高め、
フランキンセンスは脳への酸素供給を促進することがわかっている。

10.感謝していることを一つ書く
感謝していることを一つ、付箋に書き、
バスルームの鏡や冷蔵庫の扉、オフィスのパソコンなど、
1日に何度も目にする場所に貼っておこう。
この小さなリマインダーは、それを見るたびにあなたを落ち着かせ、
ストレスを和らげ、気分を上げてくれる。

 

*詳しくは、
『脳メンテナンス大全』日経BP (2022/1/6) / Kindle版
脳神経科学者(Ph.D.)
著者 クリステン・ウィルミア氏を
ご覧ください。