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2020.11.20レジリエンスと全集中

国際宇宙ステーション(ISS)に
日本時間11月17日、到着に成功した

宇宙飛行士 野口 聡一さんの
インタビューや記事などで

「レジリエンス」(回復力)

「全集中でがんばる」

というメッセージを
聞いたり、目にした方が多いことでしょう。

宇宙飛行士 野口聡一さんら4人が乗った
民間の新型宇宙船「クルードラゴン」1号機は
「レジリエンス」(回復力)と名づけられました。

宇宙飛行士 野口さんによると
新型機は名前をつけることができるので
クルーで相談して、

新型コロナなど困難な状況に打ち勝つ
という意味を込めて

「レジリエンス」(回復力)と命名したとのこと。

「レジリエンス」という言葉を日本国内で
認知し始めたのは、3.11東日本大震災後です。

実践心理学コミュニケーション(NLP)では、
レジリエンスは
「立ち上がる力」、「乗り越える力」と
日本語訳しています。

野口さんが説明した
「レジリエンス(回復力)」
という言葉は、これから広く浸透しそうです。

そして、先日、11月12日(木)私さち@生嶋が理事を務める
一般社団法人 i愛NLP協会主催で

チャリティ・オンラインセミナー
(日本語通訳付/ Zoom )

【NLPxレジリエンス】
(立ち上がる力/乗り越える力)
~幸せな人生のエッセンス~

を開催しました。

86名のお申込をいただき、無事終了しました!

本セミナーの収益につきましては、
全額、寄付させていただきます。
ご参加ありがとうございました!

最後のセミナーは、ニュージランド在住の
世界的なNLPトレーナー
リチャード・ボルスタッド博士より
ご講演いただきました。

レジリエンスとリカバリー(回復)の
パターンについて、リサーチ結果を踏まえた
リチャードの言葉を一部、ご紹介します。

レジリエンスを高めるための5つは、

・家族/友人 リレーションシップ
・自分の目標(アウトカム)を知る
・アンカリング ポジティブな記憶
・リフレーミング(できごとの意味づけを変える)
・長期的な展望 Big Perspective

この5つを実行すると
レジリエンスが高くなる。

そして、印象的だったリチャードの言葉は、

「Zoomでこうやってつながって
セミナーに参加していることもレジリエンスの一つ」

確かに!そうですね。

1年前は、集合研修、チームコーチング
ミーティング、面談、商談を
オンライン(リモート)を主流にやるなんて
考えも、想像もしていませんでした。

まさに、Withコロナの時代に
世界中の人々が、日々、
レジリエンス(立ち上がる力/乗り越える力)を
発揮して生きています。

宇宙飛行士 野口 聡一さんからのメッセージは

「私たちは誇りを持って宇宙へ行く。
私たちの名はレジリエンス。

レジリエンスは回復の力、再興の意思であり、
私たちは生存のために努力する」

今、大変な時期ですけれど
日本で応援してくれいる大切な皆さんのためにも

夢と希望と感動を分かちあえるために
全集中でがんばりたいと思います」

 

そして、i愛NLP協会(2012年設立)から
お知らせです。

i愛NLP協会は、設立8年、活動9年をもって
今年12月末で活動を終えます。

これまでに、28回以上のチャリティセミナーを開催し
9回の気仙沼地域での復興支援活動を行いました。

様々な形で関わっていただいた方々、
ご縁をいただいた方々に心から感謝です。

3.11をきっかけにリチャード・ボルスタッド博士の
ご縁から始まったi愛の活動を

i愛、最後のセミナーをボルスタッド博士の

NLPxレジリエンス(立ち上がる力/乗り越える力)
~幸せな人生のエッセンス~

で、幕(ネスト)を閉じ、
次のステージに進んでいくのだと感じています。

無償でご登壇くださったボルスタッド博士に
心から感謝しています。

i愛NLP協会の8年間の活動は、
理事全員がボランティアで行っています。

メンバー全員がNLPトレーナー・実践者で、
主体的に関わることで、活動が成り立つ
チーム・組織です。

NLP実践者として、自分の存在が丸裸になる、
見えるのです。

活動を通して、自分のリーダーシップ/
フォロアーシップを
体現することを学びました。

みんな、仕事を持っていますから、
自分の仕事では、リーダーシップ・
主体性を発揮していても
(これは当たり前やからね)

i愛の活動となると、繁忙期などは、
主体性をすぐに発揮できない時もありました。

我が事にする。

どんな時も、どのように
主体性を発揮(我が事)していくか?

を体現する機会をもらい、
それぞれの特性、強みを活かして活動し、
共に成長できたと感じています。

信頼資産/資本、共感資産、共創資産で
活動した仲間に心から感謝です。
ありがとう。

特に、共同代表のユール洋子さんは、
通訳者としての個人的なネットワークを駆使し
世界中からスピーカーを召集し、アレンジし
リーダーシップを発揮してくれました。
ありがとう。

私たちは、チームプロセスを経て
それぞれの特性、強みを活かして活動し
協会としては、今年12月で完了です。

今後の活動は、プロジェクトベースでの
協業となることでしょう。

私たちは、地球の、人類の変化を起こす一部である。

問題ではなく、できることや望む未来にフォーカスし
共にたくましく、生きていきましょう。

そして、アニメ『鬼滅の刃』で
話題の「全集中」の呼吸は、
レジリエンスに役立ちます。

記憶を大脳新皮質に固定化する
(あるいは新しい思考回路にする)には、
睡眠か瞑想が必要です。

瞑想、呼吸に意識を向けることは
レジリエンス力を高めてくれることでしょう。

私(i)は、愛(ai)からはじまる。