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2019.06.20人の本気に火をつけるにはどうしたらいいのでしょうか?

「人」の悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

家族、
職場、
仲間、

そして、「自分」

一番やっかいなのが、
「自分」でしょうか。。。

そして、一番応援してくれるのも
「自分」でしょうか。

頭(マインド)で理屈は理解していることと、
身体(感覚)が一致しているかどうか。

頭と体の一致感を持つ。

「心技体」

人や組織の成長に携わっている人、

例えば、経営者、リーダー(管理職)、
コーチ、トレーナー、コンサルタント、
親業などをやっている人は、

自分が後回しになることが多い。

どうでしょうか?

あくまで一般論だけど
そうなりがち。。。

先日、2つのチームコーチング(ミーティング)で
同じこと(現象・課題)が起こりました。

連続して同じようなことが起こった経験はありますか?

あったとしたら、
いったい、私たちに何が起こっているのか。。。

先日、チーム全員のコミットメント(本気の覚悟、約束)が
できていないと感じることがありました。

簡単に言うと、「受け身」、「どこか他人事」、「傍観者」

表出する態度としては、

「決めたこと(約束)を守らない」

「遠慮」(言ったら迷惑かな。悪いかな)

「感じていることを口にしない」

「自分はOKで周りに問題がある」(問題は外にある)

全員ではないかもしれないけど、
それがチームの状態でした。

そのチームコーチング(ミーティング)で
本音の意見が飛び交い、熱い対話となりました。

一見すると「対立」に見えたかもしれません。

そして、チームプロジェクトを成功したいという
強い思いを持っていることが伝わってきました。

チームには色々なフェーズ(段階)があります。

チーム形成するプロセスでの
ターニングポイント(目覚めの時)となることでしょう。

そして、2日後、私たちコーチのミーティングでも
全く同じことが起こっていました。

あるコーチの方が、
「私たちのチームについて感じていることを言っていいか」
と許可を取って、お話になりました。

 

「会議で何も決まらないし、
決めた期日は守らないし
イケてないチームだと感じる」

「私の態度も反省しています。
ごめんなさい」

「私たちコーチなのにぜんぜんイケてない」

「モデルとなるようにしたいです」

オープンネスに、真摯に、
そしてユーモアを持って話されました。

話す内容を準備してオープンネスに
ユーモアを交えて話をしてくれた
あり方に感謝と感動でした。

その話を聞いていて、
「自分のこと」だなあと感じました。

別々の場所での2つのミーティングは、
関連のないように見えるかもしれませんが、

大きなシステムから見ると、とても関連していて
同じことがシステムの声(チームの声)として
現象としてあらわれています。

今の自分の世界を映し出す、
社会現象です。

『リーダーシップの旅-見えないものを見る』(光文社新書)で、
著者の野田 智義さんは、

リーダーシップを旅に例え、旅を3 つの段階で示しています。

・リード・ザ・セルフ(自らをリードする)

・リード・ザ・ピープル(人々をリードする)

・リード・ザ・ソサエティ(社会をリードする)

 

今回の2つのできごとは、
ターニングポイント(目覚めの時)となりました。

自分ファースト。

まず、自分が目覚める。
自分に本気の火をつける。(選択する)

問題は外にあるのではなく、
自分の関わり方がつくり出している可能性大。

我がごと(能動的・当事者)レベルを上げていきましょう!

多様性を認めながら、
オープンネス(自己開示)で、
主体的な生き方を選択していきたいですね。