2013.03.21シカノバ上司って?
「シカノバ」って聞いたことありますか?
AERA(2013.3.25号)に掲載の
『叱って伸ばす「シカノバ上司」になろう』特集。
「叱って伸ばす」を略して、「シカノバ」と銘々されています。
企業でコーチングや研修のお仕事をさせていただくと
「上手な叱り方は、どうしたらいいですか?」
「叱ろうと思っても、嫌われたくなくて、叱れない」
というお声を多数いただきます。
体罰問題や時代背景もあり、
今、「叱り方」が注目されています。
NPO法人マザーズサポート協会(理事長 喜田氏)が主催する
「叱り方検定」は、マスコミで大きく取り上げられています。
そして、AERA(3.25号)には、叱り方名人として、
関西のイケメン岡本健氏と待本光一郎氏の事例が
具体的で、わかりやすく掲載されています。
記事の「叱り方500人アンケート」調査では
(インターネットリサーチサービス「Ciao」)
「職場で叱る必要はある?」の問いに、約75%が「ある」と回答。
一方で、約60%が部下を「叱りにくい」と回答しています。
ここで質問です。
「叱る」の反対は、何でしょう?
もしかしたら、「褒める」という言葉が浮かびましたか?
「叱る」の反対は、「褒める」ではないのです。
喜田氏が運営する叱り方検定によると、
「褒める」の反対は、「けなす」。
「叱るの反対は、無視」
叱らないことは、相手を無視することと言えます。
さち@生嶋は、
「叱ることは、相手を認めること」だと考えています。
つまり、叱ることは、承認です。
承認とは、相手の存在や行為に対して、伝えること。
承認は、「褒める」ことではありません。
相手の成長を願い、「伝える」ことです。
「叱る」と「怒る」の違いは、ご存じのことでしょう。
伝える3ポイントは、
・人とコトを区別する
・他人と比較しない
・最後に、未来の話で終わる
AERAに名人として掲載された岡本氏、待本氏は、
「マイ・ルール」をお持ちです。
待本氏は、叱るときは、あえて「標準語」で言葉をかける。
岡本氏は、
「励ます」:「ほめる」:「叱る」=5:4:1
自分なりのルールをつくってみましょう。
あなたは、どのように相手の成長に貢献できる
関わりをしますか?