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2024.11.20フラットな組織へ

「幸せである」と感じている日本人13年間で13%減

2024年イプソスグローバル「幸福感調査

(世界最大規模の世論調査会社イプソス株式会社
調査対象: 世界30カ国23,269人
実施期間:202312/22-2024/1/5)

「幸せである」と感じている世代の
年代別では、

トップは「ベビーブーマー世代」66%
1945年から1965年生まれ

最下位は「X世代」49%
1966年から1979年生まれ

Z世代 62%
1996年から2012年生まれ

ミレニアム世代 53%
1980年から1995年生まれ

「幸せである」と感じている
日本人の平均は全体の 57%です。

会社組織では、リーダー的存在の
Z世代やミレニアム世代の幸せと感じる
割合が低いです。

あくまでデータではありますが。。。

Z世代やミレニアム世代は、
仕事では責任ある立場で、
やることが増えたり、

私生活では、子育て、介護
家族、地域、健康面など

公私共に役割が増えている年代が
幸せであると感じる(幸福感)割合が
低いようです。

日本の会社員が幸せを感じる
組織づくりの1つに、

ヒエラルキー(ピラミッド、上下関係)から
フラット(対等)な関係性の組織へ
段階的に変革していくこともできます。

非常に興味深いのは、
ティール組織(進化型/管理職を持たないフラットな組織)として成功している
オランダの非営利在宅ケア組織、Buutzorg(ビュートゾルフ)*があリます。

オランダは先にご紹介した
2024年イプソスクローバル「幸福感調査」では
幸福度  世界1位です。

2024年「世界幸福度ランキング(世界幸福度報告/World Happiness Report)」
オランダは6位。

1位は、7年連続フィンランドで、上位は北欧諸国が占めています。

日本の2024年の幸福度ランキングは、世界51位で、
前年の47位に4つ順位を下げました。

*ビュートゾルフはヨス・デ・ブロックと一組の看護師チームによって、
2006年に設立された非営利組織です。
現在はオランダ最大の地域看護師の組織として、
高齢者や病人の在宅ケアサービスを提供。
1.4万人の訪問看護師が在籍し地域医療を提供しています。
そして、利用者満足度だけでなく、働いている人の満足度も高い組織です。

ティール組織(進化型)に改革していくかは別として
より近い形にしていくことは可能ではないかと考えます。

ティール組織 著者フレデリック・ラルー

【組織モデルの発達段階 | 5つの組織モデル】

フレデリック・ラルー氏は、組織モデルを
その進化過程ごとに色で区別して紹介しています。

●レッド(衝動型)…圧倒的な支配者がトップに立つ組織
組織生活の最初の形態。力、恐怖による支配。

例)マフィア、ギャングなど

       ⇩
●アンバー(順応型)…トップダウンの階層的構造を持つ組織
部族社会から農業、国家、文明、官僚制の時代へ。

例)教会、軍隊、官僚組織など

       ⇩
●オレンジ(達成型)…目標達成を第一に考える合理的な組織
効率的で複雑な階層組織
科学技術の発展と、イノベーション、起業家精神の時代へ。

例)多国籍企業など

         ⇩
●グリーン(多元型)
…メンバーが主体的に行動できる組織
ボトムアップの意思決定、多数のステークホルダー。
多様性と平等と文化を重視するコミュニティ型組織の時代へ。

例)コミューン、非営利組織、サウスウエスト航空など

        ⇩
ティール(進化型)…個人が意思決定できるフラットな組織
変化の激しい時代における生命体型組織の時代へ。
自主経営(セルフ・マネジメント)、
全体性(ホールネス)、存在目的を重視する独自の慣行をもつ。

例)ビュートゾルフ、パタゴニアなど

 

日本の企業においては、オレンジ(達成型)の組織が
もっとも一般的だと言われていて、

階層的構造(ヒエラルキー)が基本にあるものの、
柔軟に社会変化や環境に適応するために変化することができる組織だといえます。

さて、オレンジの組織をグリーン(多元型)にまず開発していくことが
フラットでオープンな組織への第一歩です。

そのためには、長期計画で
組織能力の開発と個人能力の開発を
同時進行で行うアプローチが効果的です。

コーチングで組織開発するキーワードは

・心理的安全性の高い場づくり(思ったことを言える)
・フラットな関係性と継続的な対話
・組織の目標と個人目標の架け橋
・リフレクション
・コーチング文化 です。

チームビルディング(関係性の構築)

定期的なチームコーチングの実施

個人コーチングの併用

 

まずは、グリーン(多元型)を目指していきましょう。
仕事に楽しさを。
そして、働く人たちがイキイキ元気な会社へ。社会へ。日本へ。

 

出典:2024年イプソスグローバル「幸福感調査」世界最大規模の世論調査会社イプソス株式会社
(調査対象: 世界30カ国23,269人 実施期間:202312/22-2024/1/5)

世界幸福度報告/World Happiness Report