2018.07.20ミケランジェロ効果
WSCコークリエイターYさんから教えてもらった
「ミケランジェロ効果」
脳科学者の茂木健一郎氏のブログで
初めて知りました。
以下ブログより転載です。
『相手の中の理想像を掘り出すこと』
『「この人には、こんな素敵なところがある」
「こんな美しい心がある」そのことを発見し、
相手にも気づかせるように促し、
接している時の微妙な言葉遣い、
行動を通して、
次第にそのような美しい
性質が顕在化するようにする。』
ことだそうです。
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「ミケランジェロ効果」とは、
『相手の中の理想像を掘り出すこと』
美しいですねー。
私たち世界基準のコーチは、
ICF国際コーチ連盟から、
アート(芸術的)が求められています。
他に、サイエンス(科学的)、
プラクティス(実践)も必要です。
2009年にイタリア・フィレンツェ旅で
感動したことを思い出しました。
ルネサンス盛期の芸術家ミケランジェロの
彫刻『アダムの創造』を見たときを。
ご覧になった方もいることでしょう。
想像していたより本物はずっと大きく、
今にも歩きだしそうなイキイキとした作品でした。
しばらく釘付けになり、
ずーーーーっと眺めていました。
そして、同じルネサンス期を代表する芸術家
レオナルド・ダ・ヴィンチ
言うまでもなく、
モナリザ、最後の晩餐など有名作品があります。
芸術家であり科学者でもあったダ・ヴィンチ。
今、どのような仕事も
芸術的(アート・感動共感)と科学的(根拠・エビデンス)
そして、実践(日常的・行動)が求められていますね。
突然ですが、
ポジティブな状態の脳と
ネガティブな状態の脳の
幸せ度や生産性の違いは
どれくらいあると思いますか?
かなりの差があるようです。
この差について、TEDトークを見ました。
↓
「To happy secret to better work」
Shawn Achor(ショーン・エイカー)
一部、ご紹介します。
ポジティブ脳と成功についての彼らの発見は、
IQによって予測できるのは25%だけで、
残りの75%は、楽観の度合いや周りからのサポート
ストレスを脅威ではなく、
挑戦とし受け取る能力にかかっているのです。
成功するために脳がすることは
成功の定義を再定義すること。
幸せが成功の向こう側にあるのでは
脳はいつまでもたどりつけません。
現状へのポジティブさの度合いを
引き上げられれば、
その人の脳は、幸福優位性を発揮し始めます。
ポジティブな状態の脳は、
ネガティブな状態の脳より
31%生産性が高くなります。
販売では37%成績が上がります。
ネガティブやニュートラルではなく
ポジティブな時に医者は
19%早く正確に診断できるようになります。
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とのことです。
私たちの脳の状態で
「ミケランジェロ効果」が
さらに豊かになりそうですね。