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2008.04.21大阪府指導員研修−コーチング講演

A校
まず生嶋氏によるコーチングについての講演を頂いた。
具体例を交えながらの講演は非常に分かりやすく、また実際に隣の人とのワークを行うことで、聞くことの大切さ、言葉の大切さを理解することが出来た。
最近このコーチングと言う言葉をよく耳にするが今回の研修を受けるまで正確な意味は良く理解していなかった。今回の講演で、コーチングの目的は「相手の自発的行動を促し、自ら問題を解決する力を導き出す」ということが理解できた。
またこれを実施するために動機付け、視察、課題、コミュニケーション能力等が必要でありこれらを組み合わせてコーチングを行う必要がある。

B校
生嶋氏の「コーチング入門」に関する講演での、聞く人(コーチ=指導員)と話す人(クライアント=生徒)との間には「目標設定」、「現状把握」、「行動計画」を意識することが大切であるとの指摘、あわせて、両者の人間関係のベース部分で「人はそれぞれ違う」、「相手の存在と行為を承認する」ことが重要であるとの指摘は、今後の職業訓練指導の参考となった。

C校
コーチングとは、「相手の自発的な行動を促すコミュニケーション技術」であり、コーチとしての役割は、「相手の強みを引き出し、パフォーマンスを高め、ゴールへの達成や期待以上の成果を達成できるように、行動をサポートすること」である。自発的な行動を促すためには、効果的なコミュニケーションが必要であるが、コミュニケーションのレパートリーを増やすには今回の研修は非常に効果的であった。コーチングを機能させるために、目標設定、現状把握、行動計画が大切であり、良好なコミュニケーションの環境づくりの手法がワークを通してよく理解できた。特に相手を認め、受け入れる「存在承認」「行為承認」の大切さと、小さな違いが大きな違いを作ることから、言葉を大切にすることの重要さが印象に残った。今回、研修で学んだ、「ぜひ現場で試しチャレンジすること」、「自他共に承認すること」「苦しい時ほど上を向いて笑う」をぜひ実践し、指導していきたい。コーチングの手法は、まさに職業訓練指導員にも求められていることで、多くの場面で役立つことから、非常に有意義な研修であった。

D校
今回の研修を受講して、コーチングが職業訓練指導員にとって有効な指導技法であると感じた。相手とのコミュニケーションづくりからスタートし、相手の存在を認め、それを相手に伝える日々の会話を大切にしていきたいと思う。コミュニケーションをとるなかで、相手の本音やニーズを引き出すことは訓練指導でも重要なことである。プロのコーチング技術はもっとレベルが高く難しいものであろうが、研修ではその技法の一部を簡単に説明していただいた。大変わかりやすく、すぐに実践できる内容もあったので、今後の指導のなかに活かしていきたいと思う。

E校
思考パターンを分析し、「その人に合った話し方をする」というのは、当たり前のようで難しい技術だと日々感じているところです。指導員として常にそれを心掛けて訓練に臨んでいますが、今回の研修を受講したことで各個人の思考パターンを判断する材料が増えたと実感しています。
ただし、今回の講習での話は講師自身が言われたように、あくまでも参考であって絶対ではないので、生徒の特徴をつかむ補助的なツールというスタンスで活用するべきだと考えています。

F校
コーチング入門ではまず、コーチングとは「相手の自発的な行動を促すコミュニケーションのスキルである」ということと「目標達成のために必要な知識、技術、ツールなどが何であるかを見つけ出し、それを相手(組織に)備えてもらうプロセスである」ということを教わった。そして、「目標設定」「現状把握」「行動計画」というコーチングのプロセスについて説明があった。
そして、理解を行動に変えるポイントの一つとして、情報の受け取り方は、人によって「視覚派」「聴覚派」「感覚派」に分類できるということがあった。その後、良好なコミュニケーション環境づくりの体験実習のようなものとして、2人1組になって、簡単なロールプレイングのようなことを行なった。コーチング入門の概略は以上のような感じであったが、訓練生とのコミュニケーション手法の一つに、コーチングが使えるのではないかと思われる。