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2007.10.2210年を振り返り、次の10年へつなげる

コーチングが日本に導入されてちょうど10年。今年は節目の年である。
昨日、コーチング導入に大きく貢献、協力されたデービット・ゴールドスミス氏の
ワークショップに参加した。

彼は、コーチングのスピードをあげることを目的に、その場にいるコーチ全員を
そして、会場全体に変化をもたらした。
全体(組織)に働きかけながら、その場にいる個人をシフトさせていく。

節目に、10年という単位で振り返ってみる。一人で振り返るのも良いが、
人と振り返るのも良い。成長には、色んな段階がある。
小さな変化に周りが気づく、小さな自分の変化に自分で気づく、
そして、大きな成長・変化が起こるときは、自他共に認める変化がある。
まさに臨界点を超える瞬間である。

臨界点を辞書で引くと、
「低温相から高温相への相転移において、低温相が存在しうる限界の温度。」
物事には、成果がでるかでないかの境目がある。その境目のことを臨界点と呼ぶ。

組織が変化するとき、組織だけが成長するのではなく、その場に属している
人と共に成長する。協働関係である。
認め合える存在がいるってことは、人生が豊かである。

私の知人のコンサルタントは、「自信は未来でなく、過去にある」と言う。
10年を振り返ってみて、自画自賛を推奨している奥山自身も本当の意味で
「I’m OK.」と言い切れるところにきた。自己肯定力が高まった。
今までは、「I’m OK.」なんだけど、「これでいいのかなあ」という思いが
正直、どこかにあった。

自信は、確かに過去にある。今までやってきたこと、体験、笑い、涙、焦り、
感動、周りの人たちとの関係性などの統合によって、生まれる。

これでいいんだ!

節目をつくる。自分自身の10年を振り返ってみよう!
どこで、誰と、どのように振り返る?

そして、次の10年へつなげようぜ!