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2015.07.21一致感を持っていますか?

何か不一致があるとき、あまりうまくいかないという
経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
私もその経験の持ち主です(笑)
自分の中に不一致があることに気づきました。
正確に言うと、不一致が「ある」のではなく、
自分で不一致を「起こしていた」ということでしょうか。
それで、思い立ってフランス一人旅を決めました。
フランス行きを決めたのは出発の5日前。
マイレージで飛行機が取れるところに行ったのです(笑)
不一致とは、辞書(大辞林)によると、
食い違いがあること、そろわないこと。
言行不一致とは、
口で言うことと行動とに矛盾があること。
主張と行動が食い違うこと。

と、辞書には書かれています。

不一致の反対は、一致です。
さて、ご自身の一致について、5つ質問させてください。
「はい」か「いいえ」で答えられる簡単な質問です。
1.あなたは、口で言っていることと実際にやっていることは一致していますか?
笑顔が大事と口で言いながら、実際の自分は笑顔でない(笑)
としたら、一致していませんよね。
2.心で思っていることとと、口に出していうことは、一致していますか?
例えば、心では断りたいと思っているけど、いいよって言っていたら、
一致していないということになります。
3.今やっていることに、心と体が一致していますか?
やりたくないと思いながらやっていたら、一致していません。
やりたくないと思っていることに気づいて、やることを選択して
やっていたらそれは一致と言えるかもしれません。
ちよっとややこしいですかね(笑)
4.目標にむけで、顕在意識と潜在意識は一致しているでしょうか?
例えば、彼氏が欲しいと意識的(顕在意識)には思っていながら、
心の奥底(無意識)では、ひとりがよいと感じていたら、
一致していません。
5.あなたの生き方は、価値観に一致していますか?
大きな問いですね〜。
自分の生き方は、価値観に一致しているのか?
一人旅に出て、気づいたことがあります。
それは、一言で言うと、「成長」
言い方を変えると、重くなっていた(笑)
独立した12年前には、スベイン一人旅を
機内持ち込み用のスーツケース一つで旅をしました。
かばんは違うけど、バックパッカー的な感じで
「身軽」でした。
当時、ホテルは全て日本から予約していきました。
今回のフランスは、中2日はホテルも決めず行き当たりバッタリでした(笑)
今回は、滞在日数も少ないこともあり、
現地調達するより、万一に備えて必要であろうモノを入れて
大きなスーツケース(一般的な預けるサイズ)で行きました。
防寒用の上着、ジャケット、おしゃれドレス、靴やサンダルを持参。
荷物が重たいだけで、全く不要なものでした(笑)
スーツケースのメタファー(比喩)は、言い得て妙です(笑)
確かに成長したなあと感じているのですが、
成長するにあたり、入らんもんも増えたなあと言う感じです。
持っていったらいいなあと思うものは、いらないモノ。
つまり、無くてもなんとかなるモノです。
マイコーチにも言われることですが
「さちは、言行一致している」
さち自身は、言行不一致というわけではありませんよー。
相当、高いレベルと一致していると自分でも思っています。
さて、さちがどうして、こんなネタを暴露しているのか?
黙っていてもよかったんですよね。
個人としての強みがちょいと不一致で薄まっていると
感じていたからでしょうか。
昔は、トガっていましたからね〜。
あっ、昔って20代ね。
独立した30代は、
「笑いながら、言いにくいこと、サラッと言うよね」と
クライアントさんからよく言われていました。
「あの場面で、本質をサラッとフィードバックするのすごい」って。
要するに何が言いたいのか?
「プロの仕事をする」ということでしょうか。
私の場合は、確実に人生の始まりから終わりに向かっている今、
一致した人生を体現するということです。
もう一度、高い基準で選択するということです。
私さち@生嶋の選択は、「コーチ」です。
企業において、今までの価値から新たな価値を生み出して
成果を出すプロジェクトコーチやチームコーチをしています。
そして、プロコーチを養成するメンターコーチです。
例えば、「フィードバックする(事実・意見を伝える)」ときに
「伝える必要はあるけど、
 今、伝えても、まだ、相手は受け取れないかもしれない」
と相手の状況や成長の段階を考えて、
伝えるのを先延ばしにするという選択をしたとしましょう。
一見、相手思いのようです。。。
相手の成長を願っての選択かもしれません。
この考え方も正しいとは思います。
これは、ブロのコーチの仕事ではありませんね(笑)
ICF国際コーチ連盟のコア・コンビテンシー(能力水準)に則ると
ここには、3つの改善点がありました。
1つは、次に伝えるチャンスはないかもしれない。
あるのは、いつも一瞬、一瞬の「今」だから。
2つ目は、相手が受け取れるかどうかの判断を
実行する前に発信者が判断・推測している
上から目線ですよね。
3つ目は、フイードバックの概念から外れている。
「フィードバックは、受け取るかどうかは、相手(FBをもらった本人)が決める」
「受け取れるかどうかわからない」という発言の前提は
「フィードバックを受け取ってほしい」
「受け取る」となっています。
そして、私ども提唱しているWeメソッド®「私たち」主語では
話していません。
「私とあなた」の構造です。

ここまで、お読みいただいて、いかがでしょうか?
色々なしがらみがあるでしょうが、
一致した言動、生き方を選択していきたいですね。
マイコーチとコーチングで、フランス一人旅の経験を
人生にどう活かすかを話していました。

マイコーチからのフィードバック。
「始まりと終わりが決まっていたら何とかなるって言っていた。
 すごく深いよね」

自分では何にも意識していなかった言葉をコーチから返してもらって
さち自身の学びが深まりました。

私たちは、既に始まりと終わりは決まっていますから。

これからの自分のコミット(約束)として
今月号の記事を書かせていただきました。