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2019.04.22正しい問いを共有していますか?

学校や家庭での教育において
どのように答えを導き出すのか?

その「解き方」を学ぶことが
学力向上につながることは
周知のことでしょう。

「答え」ではなく、「解き方」

これは、ビジネスの現場でも言えることですよね。

突然ですが、東京ディズニーランドは
一度は行ったことありますか?

今年36周年の東京ディズニーランドが
テーマパークとして輝き続けているのは、

答えではなく
「問い」を共有しているからではないでしょうか。

多くのキャスト(準社員・アルバイト)さんを
採用している

運営会社オリエンタルランドさんの
WEBサイト(下記、引用)には、

【企業理念】
自由でみずみずしい発想を原動力に
すばらしい夢と感動
ひととしての喜び
そしてやすらぎを提供します。

【行動指針】
1. 探究と開拓
2. 自立と挑戦
3. 情熱と実行

私たちは、“自由でみずみずしい発想”を原動力に、
「夢、感動、喜び、やすらぎ」を
提供することを企業使命としており、
これは過去も未来も変わることはありません。
と書かれています。

多くの企業で、
企業理念、バリュー、行動指針を
明示しているにも関わらず、
浸透しないのはどうしてなのでしょうか?

東京ディズニーランドでは
キャスト(準社員・アルバイト)さんが
自分は何をしたらいいのか?

を考えて行動しているモデルとして
よく取り上げられています。

「答え」ではなく、「解き方」
つまり「考え方」を共有する。

企業理念、バリュー、行動指針は
目指す「答え」と言えます。

企業理念や行動指針を
絵に描いた餅に終わるのではなく

現場の一人一人が
実現に向けて行動するには、

その答えを導く「問い」が必要です。

それは、組織・チームの「問い」から
個人の自分なりの「問い」になっているか?

私たちコーチは、組織変革やプロジェクトの
チームコーチングに入るとき、

コーチが用意した問いで進めるのではなく
クライアントとコーチと一緒になって
協働で問いを創ることから始めます。

組織の状況に応じて
コーチが問いを投げることはあります。

コーチングとは、
「相手(個人・組織)の主体性を引き出し、
目標達成に導くこと」

目標達成やビジョン実現という望む状態にむけて
学習と成長を促す継続的なプロセスです。

今のあなたの所属する組織には
どのような問いが必要ですか?

正しい問いの「正しい」とは

目的や目標実現に向けて、
個人の価値と組織の価値に橋渡しができていて
思わず、ワクワクする問いのことです。

問いという言葉に、エネルギーが上がる
答えたくなる問い。

言い換えると
書き言葉の問いではなく
話し言葉の問いかもしれませんね。

正しい問いを共有していますか?

あなたの共有したい問いは何ですか?