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2009.08.21ギフト

ギフトは突然にやってくる。
ギフトとは、良いことだという概念が一般的かもしれないが、
一見、悪いことと思えるような問題・出来事もまた視点を変えれば、
自分や私たちを成長させてくれるギフトである。
 
映画「マトリックス」 3部作。
この映画は、今から10年前1999年9月11日 日本公開の映画。
監督は、ウォシャウスキー兄弟。
主演、キアヌ・リーブス。
1999年のアカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞。
キアヌ・リーブスの出世作である。
 
1999年 「マトリックス」  MATRIX
2003年 「マトリックス リローデッド」  MATRIX RELOADED
2003年 「マトリックス レボリューションズ」  MATRIX REVOLUTIONS
 
初めて映画館で見たときは、ただただ、視覚映像のすごさに圧倒されたことを
今も鮮明に覚えている。
 
あれから、10年。今年の夏休みに10年ぶりにDVDで見た。
生き方、考え方のメタファー(比喩・例え話)として、よく使われるマトリックス。
監督によると、この作品は、フランスの思想家ジャン・ボードリヤールの哲学を
基調としている。
 
DVDは、アマゾンの中古品で、1つ100円で購入(送料別)。
レンタルだと返却しなきゃいけないし、TSUTAYAのネットから郵便ポストで
返却できるシステムも会員登録が必要だし。
だったらリサイクル品だと手元にDVDは残るし、エコで簡単・便利・
低コストなのだ。
 
答えを外に求めている時は、見つかりにくいんだよね。
例えば、答えを本に探し求めて、本屋に行っても、
欲してる答え・本にめぐりあわないことがある。
 
反対に、本屋さんに何気なく立ち寄ったら、ある本が目に入って、
手にとって、パラパラとめくっていると、以前から探していた答えやヒントに
めぐりあうことがある。
 
脳は、大容量の自分のデータベースに答えの検索をかけ続けている。
 
マトリックスの一部をご紹介。
 
マトリックス、空想世界。
マトリックスは、至るところに存在する。
真実を隠すために、目の前に下ろされた虚像の世界。
 
2199年あたりを舞台に、キアヌ・リーブス演じる主人公のネオが、
「今の世界(1999年)は何かが変だ、その思いに駆り立てられ、
自らの使命(自分が何者であるか)に目覚め、真実の自分に出会っていく過程が
描かれている近未来アクション大作。
 
ネオを救世主と信じているモーフィアスがネオに言う。
「マトリックスの正体は、人に教えられるものではない。」
「自分で見るしかない。」
「やるなら、今だ。後ではもう遅い。」
 
そして、青と赤のドロップをネオに差し出して、選択を迫る。
「青を飲めば、ここで終わる。ベットで目が覚める。後は好きにしろ。」
「赤を飲めば、不思議の国の正体をのぞかせてやろう。
 忘れるな。見せるのはあくまで真実だ。」
ネオは、自らの選択によって赤のドロップを飲む。
 
モーフィアスは、赤のドロップを飲んだネオに言う。
「目覚めのときが来た。」
「入口までは案内するが、扉は君自身で開けろ。
感情を全て捨てろ。恐怖、疑心、不信。心を解き放つんだ。」
 
預言者のところに救世主かどうかを見てもらいに行くシーン。
「入口までは案内した。後は自分で開けろ。」
ネオがドアのノブに手をかけようとすると、向こうからドアが開いた。
(準備ができた人には、何かが味方するということだ。)
 
預言者の家のキッチンの壁には、「己を知れ」という文字が掛っている。
 
心が現実化する。
心と体は一つだ。
 
さて、この続きは、ご自分で映画マトリックスを見てみて。
今のあなたに必要なメッセージが満載だよ。
 
10年前の自分には受け取れなかったメッセージがあるかもね。
私たちは、準備がてきていることだけを受け取っているようだ。
その時に、必要なことを受け取っているとも言える。
 
あるデータによると、自らの良いと思わえる体験・経験や
悪いと思われる体験・経験をリソース(資源)として活用できる人は、
10%程度だとか。
 
ギフトを生かすかどうかは、自分の選択だ。
ギフトを生かすかどうかの選択は、自分で決めるもの。
自分を信じて。
 
それにしてもキアヌ・リーブスは、相変わらずカッコよかった。
素敵な彼を見ただけでも十分ギフトだったわー。