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2016.12.20映画監督として今年はどんな映画をつくりましたか?

2017年7月15日(土)、東京で開催されたイベント
「ヒーローズジャーニー カンファレンス ジャパン」

初来日の手足のない(先天的四肢欠損)登山家、カイル・メイナードの公演に行ってきました。

彼は、先天的な四肢欠損という障がいをものともせず、5年前にアフリカ最高峰キリマンジャロ5895mの登頂に成功!

そして、2016年、南米最高峰6962mの登頂にも成功した冒険家です。
その中で、カイルは、「No excuses」(言い訳はしない)と言っていたのが、心に響きました。

キリマンジャロ登頂プロジェクトの話を持ちかけられたカイルは、

「今の僕には無理だ。1年欲しい。1年で登れる身体をつくる」
と言って、1年間キリマンジャロ登山ができる身体を鍛え、つくりあげられました。
登る前提。やるための準備。
登らない選択はない。そこにできない言い訳はない。身体のせいにしない。
「不可能はない」
「全ては可能である」
ということを生き方で体現しています。

舞台で話す彼の笑顔、エネルギーがとても純粋で、まっすぐ心に響きました。

そして、彼は、「これは僕の物語ではない。あなたの物語だ」と言いました。
そう、これはカイルの話であり、私自身の話。

2016年の登頂したアコンカグア(6972m)は、最後に今までに経験したことのない身体的、精神的に困難な状況になり、それまでの経験では、
「登ってきた道(歩んだ道)を振り返り、ここまで来たんだ」
「そして、目指す頂上を見て、もう少しだ」と思って登ってきた。

それが、極限の状態のアカンカグアでは、過去の経験(今までの道のり、ここまで来た)は、どうでもよくて目標を見て、進むこともどうでもよくて、
ただ、今、進む
「この1mにだけに集中して、目の前の1mだけを見て進んでいった」
「1m進めたら、じゃあ次の1m。また1m」

目の前の今この1mのみ考えて、進んでいたら(行動していたら)、
最後に、アカンカグアの山頂にたどり着いた。と話されていました。
今、この1mに集中する。
大きな目標を立てた時、目標ばかり見ていたら
進めなくなることってありますよね。

日本人羽リストのお一人、島田 由香さんのお話も感動でした。
(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社、取締役 人事総務本部長)

Life is bonus. 人生はボーナス!

人は、birth(生まれる)death(死ぬ)
BとDの間は、C
Cをchance(機会)、challenge(チャレンジ)、create(創造)にするのか、crisis(危機)、complaint(不満)にするのか、

この選択は自分でできる。心に響きました。
そして、選択する4つの指針として「好きか、嫌いか、やりたいか、やりたくないか」
と話されていました。共感している人がとても多かったです。

Life is bonus. 人生はボーナス!

明石家さんまさんも言っている「生きているだけで丸儲け!」

だったら、やりたいこと、おもっいきりやってみよう!

さち@生嶋は、7月末の富士山登山、そして、8月のアメリカ・ワシントンDCでの英語スピーチ

マジ、チャレンジが続きます。

カイルは、身の回りのことを全てを一人でやっています。一人暮らしも始めたようです。

カイルが言っていました。
「僕には失敗ということがわからない。」

「小さいときから、スプーンを使って食べ物を食べることに
何回も、何回も、何千回も、何千回も、もう数えらないくらいトライしてきた」

「だから、失敗ってものがわからない」
「これは僕の物語ではない。あなたの物語だ」

今のタイミングに、「ヒーローズジャーニー カンファレンス ジャパン」を企画し、お話を聴く機会を提供してくださったこと、感謝です。このイベント自体がヒーローズジャーニーそのものでした。

感動と勇気をありがとう~。