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2016.08.19インナーゲーム

連日、リオ五輪での日本人選手の活躍に
うれしいですね。
勇気と元気、
そして、感動を届けてくれて感謝です。
テニス好きのさち@生嶋は、
錦織 圭選手の活躍に注目していました。
リオ五輪のテニスシングルスで、
錦織 圭選手が96年ぶりの銅メダル獲得!
おめでとうございます!

スペインのナダル選手を相手に
手に汗握る熱戦の勝利に感動でした。

第2セット5-2の時、あと1ゲームで勝利のメダル目前で
ナダル選手に追い上げられ、

5-3となり2セット目を落としました。

テレビ観戦で応援しているこちらも
あと1ゲームと思うと緊張感が走り、力が入りました。

試合観戦をしていて
「集中」、「インナーゲーム」
という言葉が浮かんできました。
今、どんなインナーゲームをしているんだろう?

ハーバード大学でテニス部の主将として活躍した
ティモシー・ガルフェイ氏の著書
「新 インナーゲーム 心で勝つ!集中の科学」

1974年にインナーゲームを発表し、
その後、ビジネスや教育分野のコーチングに

大きな影響を与えました。

以下、インナーゲームより引用。

人間のあらゆる努力は、2つの競技場に関与している。
外面と内面である。

「アウターゲーム(外面)」
実際の勝負は競技場でプレイされ、外面的な障害を乗り越え、
外面的なゴールを達成する。

「インナーゲーム(内面)」
プレーヤーの心の中で起きていることで、その対戦相手は、
怖れや自己懐疑、集中力の途切れ、制限的な概念や思い込みである。

「インナーゲーム(内面)」は、個人やチームが最大限の潜在能力に
アクセスするのを妨げるような、自分で自分に課した障害を
克服するためにプレイされる。

ティモシー・ガルウェイ 

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そして、ティモシー・ガルウェイは、
このようにも言っています。

テニスに限らず、あらゆる競技のティーチング・プロには
外側と内側の両方の局面で、競争意欲を持って欲しいと願っている。
生徒たちの両方の局面を開発してあげられるように。

我々は、外側と内側のバランスを取り戻そうと、

修復を始めたばかりなのだ。
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私たちコーチはもちろんのこと、
人と関わる人たちが、

内側と外側のバランスを整えることに取り組み、
そして、相手を見て、聴いて、感じ、
両方のバランスを開発していくコーチングや関わりを
共創していけるよう成長していきたいですね。
錦織 圭選手は、コートの中でのプレイも
コートの外でのインタビューや振る舞いも
素敵でした。
トイレットブレイクから帰ってきた時の
ブーイングにも動じず、自然体でした。
感動をありがとう。
自分は、今、どんなインナーゲームをしているんだろう?