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2026.06.29抵抗は、どこからやってくるのか?

最近、「抵抗」について、捉え方や感じ方が
深く変わった経験をしました。
先日、スーパービジョンラボの勉強会に参加。

抵抗というものを多面的に捉え直すことが
できました。

それは、以下のスーパービジョンの本に
出会ったからです。
(ギブス 仁子さん抄訳)

本:Supervision As Transformation
変容についての別の視点

著者:クリスティーナ・ブリーン ( Christina Breene )

著者は、9章
抵抗は自然な道のりである
Resistance is a Natural Path

で、以下のように述べています。

抵抗は、単に「扱いにくいもの」ではない。
むしろ、賢く知的な反応であり得る。

“ Resistance can be smart, intelligent behaviour.”

“ It is a perfectly normal reaction.”
それは、ごく⾃然な反応なのだ。

————————————————
この言葉を読んだとき、私は「抵抗」への見方が変わりました。

私たちは、リーダーであれ、コーチであれ、
経営者であれ、教育者であれ、
変化が伴うとき、自分にも、相手からも
「抵抗」という反応が起こることを
体験してきたことでしょう。

過去、さまざまな抵抗を乗り越えてきた人たちに、
今、「抵抗」について、どのように見ているのか?

ぜひ、探究してほしいです。

抵抗をどのように捉えていますか?

何らかの学習をしている私たちは
「抵抗」はリソース(新しい可能性、成長の機会)と見ようと
しているかもしれません。

あるいは肯定的意図が潜んでいるのでは?
(抵抗することで何を得たいのか? )
と探究するかもしれません。

抵抗を恐れや回避と捉えるかもしれません。

他にもさまざまなアプローチがあるでしょう。

「抵抗」を「扱いにくいもの」、「困難」と捉え
何とかしようとするかもしれません。

この「抵抗」は、どこからやってくるのでしょうか?

————————————————

著者はさらに、抵抗について次のように述べています。

抵抗は、まだ扱われていないパワーダイナミクスの
存在を知らせるシグナルであり、
その意味は個⼈の関係を超えて、集団や社会にも及ぶ。

最も抵抗的に⾒える⼈が、実は最も開かれていることもある。

抵抗の強さは、その奥に潜む開かれやすさのしるしかもしれない。
深い感受性を守る覆いとしての抵抗は、
安全が確保されるとき、⼤きな受容へと転じる。

スーパーバイザーに求められるのは、抵抗を排除することではない。
しばしば最も有効なのは、スーパーバイジーに「加わる(join in)」ことだ。

それは操作や迎合を意味するのではなく、誠実さに基づく関わりである。
真に⼀致するところでのみ同意し、⾃分が真実だと信じていることを率直に語る。

抵抗に「加わる(join in)」ことで、関係はむしろ軽やかになることがある。

仕事の中で Love をもって関わるとき、クライアントはそれを感じ取る。
コーチングであれスーパービジョンであれ、

Love is irresistible.

抵抗を排除するのではなく、それを受け⼊れ、
探究し続ける姿勢こそが重要である。

———————————————-

「最も抵抗的に見える人が、実は最も開かれていることもある」
という一節は、現場での経験からも大いに同意です。

相手に「加わる(join in)」という表現が
とても新鮮に響きました。

あなたにとって「抵抗」とは何ですか?

自分の抵抗にも、相手の抵抗にも、そして集団の抵抗にも。
「愛」をもって、軽やかに、「加わる(join in)」していきたいものです。

Let’s join in!