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2008.05.12上野善 様

egz_ueno.jpg 上野   善(うえの ぜん) 様
上野輸送株式会社 代表取締役社長
ホームページ:http://www.uyeno-group.co.jp/
コーチングを導入しようと考えたきっかけは?
なぜにコーチングを導入しようと思われましたか?

経営者として、現場の事故件数を減らそうと考えたこと、ドライバーと管理者のコミュニケーションをより良くして明るい職場をつくりたいと考えていました。
2005年3月31日に行われたNHK京都文化センターの一日コーチングセミナーに参加して、セミナーに参加して、一人一人を大切にすることが大切だと、人の能力を引き出すのがコーチングだとわかり、2005年4月からの会社へのコーチング導入を決めました。
 

どのような形でコーチングを導入しましたか?

まず、2005年4月から海運・陸運の安全環境の管理職を対象としたコーチング研修を実施しました。管理者がコーチングというものを知ること、体験することが必要だと考えたからです。その後、2007年1月までに各部門へ展開しました。
コーチングにどのようなことを期待していましたか?

幹部自身が人のやる気を引き出すのは、自分自身の役割だということを認識してもらうこと。幹部自身が目を開いて、効果的な人材育成、部下指導に関心をもって主体的に取り組んでもらうこと。そして幹部自身が承認されることがすばらしいことであるということを体験してもらいたいと考えました。
幹部と社員が一丸となって課題に取り組み、明るい職場・文化をつくっていくきっかけとなることを期待しました。
 

導入して、どのような効果がありましたか?

組織全体としては、コーチングというものを知った、予告編を見た段階です。
部下のフィードバックを聞いたり、承認の声がけが増えたことやコーチングのスキルをミーティングに取り入れている社員もいます。
組織変革コーチングを実施した大阪事業所の現場では、毎月実施したアンケート(自分自身のコミュニケーションと職場について)結果に、社員がコミュニケーションが良くなった、職場に活気があり職場が明るくなった、職場の整理整頓ができたと感じていることが数値にも表れています。
今後は、各部門に対して、ゴールをさらに明確にして、繰り返し行うことが必要であると考えています。
個人として電話コーチング(エグゼクティブコーチング)を2005年12月から受けて、週に1回、自分自身の考えを整理する時間を持つことで、レビューする(振り返り)クセができたこと、計画性を持つということを意識して物事に取り組んでいます。2006年度は、積極的に現場をまわって現場の声を聞く機会をもったと思います。本当によく現場をまわって、安全面での話をしました。
今までは、振り返るときは反省点を言っていましたが、「できたこと、やったこと、自分を信じたこと」に意識が向いた発言をしています。
ビジョンを明確にして、今ある現状に焦点をあて、今ある環境を有効に活かしていくという視点で捉えています。


上野善 様
上野トランステック株式会社
代表取締役社長